テクノロジーの急速な進歩により、データの保存ややりとりが新しい方法でできるようになっています。デソーターのブランド＆コミュニケーションチームでは、IIoT（インダストリアルIoT、製造業におけるモノのインターネット)、AR（仮想現実）、MA（マーケティングオートメーション）、ABM（アカウントベースドマーケティング）、モバイルアプリ、Webパーソナライゼーションやクラウドなどのテクノロジーを利用することで、お客様にとって現実的で具体的なメリットを提供する可能性を探ってきました。
まず、当社のアセンブリツールやドリルの選択方法や、性能データの分析、耐用年数までのメンテナンス方法や再購入の方法といった情報を、これまで以上に入手しやすくすることに主眼が置かれました。 そして、印刷されたサービスマニュアルやオンラインデータシートのデジタル化をはるかに超えたDesoutter Digital Twin（デソーターデジタルツイン）のリリースに至りました。
Desoutter Digital Twin（デソーターデジタルツイン）の開発にあたり、当社はデソーターデジタル研究部門を創設しました。当社のセールスエンジニアからインサイドセールス、R&Dソフトウェアエンジニアからメカニカルデザイナー、サービスエンジニアからメンテナンス技術者、ユーザーエクスペリエンスデザイナーからソーシャルメディアスペシャリストまでが一堂に会し、このDigital Twinの試作を重ね、お客様にご提供するまでに仕上げていきました。
当社のユーザー様はご使用のツールをオンラインでも確認できるようになります。 このDigital Twin（デジタルツイン）で、実際のツールがバーチャルレプリカとなり、性能や、修理および保守の必要性といった情報が確認できます。 各ツールに付けられたIDをスマートフォンやタブレットで読み取るだけで、Digital Twin（デジタルツイン）にアクセスし、そのツールに関する情報全てが入手できるようになります。
Digital Twin（デジタルツイン）から、技術図面、適合性認証書、較正情報や工場出荷設定等の情報がすぐに確認できます。ユーザーマニュアル、スペアパーツ一覧表や技術仕様書もすぐに入手できます。Digital Twin（デジタルツイン）を使用して、サービスサポートへのアクセスやツールの実際の使用状況に応じたメンテナンススケジュールの確認、メンテナンス時期が近付いていることを知らせるアラートの受信を行うことができます。さらにツールやアクセサリの発注や見積依頼もオプションで行うことが可能です。
Desoutter Digital Twin（デソーターデジタルツイン）は、セルフサービスポータルとして、エンジニア、メンテナンス、購買部門の方々に、常に有益な情報を提供します。各ツールの情報がすべてここに集約されているため、情報を探す手間が大幅に省けます。これによりパフォーマンスの追跡、予防保全、消耗品の迅速な発注が容易になり、ツールの寿命と投資収益率を最適化できます。
Desoutter Assistant（デソーターアシスタント）モバイルアプリからアクセス可能。Digital Twin（デジタルツイン）は、稼働時間や生産性を向上させ、お客様の作業環境のデジタル化を促進するのに役立ちます
