
デソーターにとってやりがいのある仕事の一つに、お客様の課題を解決できるソリューションの開発があります。2019年の初めに、XPB Modular(モジュラー)という航空宇宙産業向け次世代電動ハンドドリルをリリースしました。これは、素材や締付方法に合わせたエアツールを多数使用して、様々な作業を行う必要があるオペレーターの方に対して開発された製品で、モジュール式のヘッドを付け替えることにより、1台で各種アセンブリ作業を行える充電式の電動ハンドドリルです。そして、今、新たに航空宇宙産業での課題を解決できるドリルを開発しました。
航空機を製造するのに、手作業による穿孔作業が非常に多く行われています。つまり、オペレーターは、一定の速度で、同じドリルを使用して、 同じ作業を繰り返し行っています。このような環境では、オペレーターは、均一な品質を提供すると同時に、柔軟性を備え、快適に使用できるツールを求めています。
そのツールは、シンブルかつ軽量、とてもお得なDesoutter(デソーター)のXPB Oneです。
XPB Oneは、作業の間、一定のスピードで最適なパラメーターにて実施される穿孔作業を確実に行うため、ドリル品質を飛躍的に向上させることができます。航空宇宙作業での穿孔作業では、 CFRPやアルミ、 鉄、チタン等の異なる素材をドリルで貫通させる必要があるため、デソーターではCFRP やアルミ用の高速対応XPB One 6000 rpmから、チタン用のXPB One 1000 rpm まで、こうした用途に合ったツールを取り揃えています。アセンブリラインを再設定される場合は、デソーターのユーザーフレンドリーなソフトウェアを使用して、ツールの速度変更を簡単に行うことができます。
同じ作業を繰り返し行うと、労働災害をもたらすことがあります。そのため、XPBの設計デザインコンセプトには、オペレーターの安全性と快適性が多く占められています。このドリルは、高性能な工業用バッテリーから給電されるため、エアホースは不要になります。このことにより、作業場での主な転倒の危険性がなくなり、重いホースを所定の位置まで引っ張ってくることによる疲労を防ぎ、オペレーターが最も快適な姿勢で作業できるようになります。
人間工学に基づいたデザインを採用し、低ノイズ、低振動であるため、オペレーターの快適性をさらに増しています。XPB Oneは、また 、 デソーターエアハンドドリル用ヘッドすべてと互換性のあるクイックリリース機能対応の数種類のチャックと出力オプションを備えています。
こうした特長が全て組み合わさったXPB Oneは、既存の 航空宇宙産業のアセンブリラインにシームレスに適合するように設計されたパーフェクトなスマート電動ハンドドリルです。