
CONNECTは、組み立てラインの作業に関連するすべてのアイテム、操作、情報を管理するプラットフォームで、柔軟性、稼働率、生産性を大幅に向上することで、生産のIoT対応を加速させます。
CONNECTは、複数のツールをリアルタイムかつ同時にコントロールする生産工程環境を実現します。各ツールとCONNECTは、非接触タグ機能により、簡単な操作で同期接続できます。
CONNECTと、Wi-Fiアクセスポイントおよびコードレスツールだけのシンプルな構成で、締付に必要な機能を備えたシステムを構築できます。
CONNECTには2つのモデルがあります。

工場のネットワークと最大20台のコードレスツールと通信を行うため、CONNECTによって 接続を1か所に集約化できます。これにより、設置やメンテナンスコストが削減され、設置作業も簡単になり、加えて、生産ラインの変更も容易となります。
デソーター製のWi-Fi対応コードレスツールはすべて、インダストリアル・スマート・ハブと互換性があります。また、今後の新製品もすべて互換性がある設計となっています。
さらに、パトランプ、ソケットトレイ、オペレーター用コントロール、リモートユーザー用インターフェースなど、ポカヨケ専用周辺機器と併用することで、信頼性の高い工程管理を行えます。

体積がわずか1ガロンのCONNECTは、コンパクトな最先端ソリューションといえます。場所を問わず、工場内の任意の場所に設置していただけます。 ワークステーションや生産ラインの最終段階、工程管理者のデスクはもちろん、サーバールームにさえ設置できます。
このインダストリアル・スマート・ハブを活用すれば、組立ラインにおいてケーブル配線で悩まされることがなくなり、ワークステーションで利用できるスペースが増えます。 CONNECTを全て1か所集約すれば、CONNECTが設置されている場所に行き、自分の作業に集中するだけでいいので、わざわざ工場内の締付けシステムを点検して回る必要がなくなります。これにより、生産性が大幅に向上します。
Desoutter(デソーター)のリモートHMI「SIGHT」により、ワークステーションからのフィードバックが提供されます。このフィードバックは、各ワークステーションの各画面に合わせて微調整が可能です。
また、コードレスツールを簡単に移動し、組立ラインの品質と生産性を維持、改善できます。 ツールの較正点検、メンテナンス、他の締付システムへの再割り当ても簡単に実施できます。
生産性を大幅に向上するには、簡単に組立ラインの構成を調整し、ツールを任意に移動させられる柔軟性も必要となります。 RFIDタグを使用したペアリングにより、デソーター製のコードレスツールとCONNECTとの同期が容易にでき、ツールを移動・交換した場合でもすぐに使用ようになります。
また、組立ラインですでに使われている他のツールに干渉することなく、必要に応じて新しいツールを好きな場所に追加することもできます。
物事が急速に変化する今の時代は、新たな課題に都度対応することが求められています。 そのため、Desoutter(デソーター)では変化に対応できる産業用ツールを開発・設計しています。そこで、柔軟性を大幅に向上するため、CONNECTに機能管理を実装しました。
機能管理を使用することで、各ワークステーションの要件に合わせて各締付ユニットを微調整することが可能となります。 つまり、別の締付ユニットに影響を与えず、1台の締付ユニットだけに、ある機能を割り当てて、起動させることができます。
また、後に、締付ユニットで、ある機能が不要になった場合、当社独自の簡単な機能バランス調整により、この機能を別のCONNECTに接続されている他の締付ユニットに簡単かつ速やかに割り当て直すことができます。
このように、機能管理は拡張可能なソリューションで、必要に応じてワークステーションをアップグレードすることを可能にします。 本製品の機能が新たな要件に合致している場合は、起動するだけですぐにお使いいただけます。

CONNECTは、インダストリー4.0対応の工場を実現するスマート工場化をしっかりと支援し、そのトランスフォーメーションを加速することを目的に設計、開発されたインダストリアル・スマート・ハブです。 生産ラインにCONNECTを導入すれば、柔軟性、稼働率、生産性の大幅な向上が実現します。